古伊万里染付 隅切り皿 大皿　八角皿今から約200年ほど前の19世紀、江戸後期に作られた古伊万里の隅切り皿です。線描きで描かれ、ホワイトスペースが多く、軽やかで爽やかな感じがする大皿です。見込みのまわりにお花が描かれていてとても可愛らしいお皿です。核家族となり、大皿を囲むことも少なくなった現在ですが、晴れの日やお祝い事などでお料理やデザートを盛り付けて使ってみてはいかがでしょうか。華やかに食卓を演出してくれるはずです。このお皿は良く見ると見込み中央の山水図と植物紋様が逆向きに描かれているのがわかります。テーブルで相対する人に配慮したデザインなのですね。細かい日本ならではの心遣いが忍ばれます。見返しは大胆な唐草模様が飾ります。高台の中心にポチっと何かを切り離したようなあとがあるのは、あそこに柱があったからなのです。焼いている途中に高台の中心が熱により垂れ下がらないように柱をつけていたのです。焼き上がって用がなくなったので、ポキッと折った跡なのです。割れ欠けなく良い状態です。食事に使わないときには飾ってもステキなお皿です。サイズ248×248ミリ高さ50ミリ写真でよくご覧になり、ご検討宜しくお願い致します。カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>コレクション